そんな日もあるよ

そんな日もあるさー

日々之精進

 なんだかいろいろと忙しくって全体的にブログの更新が滞っております。

 プライベートに関して言えば娘のバレエの発表会が終わるまではなかなか自分の事をこなす時間がとれそうにない。最近はすっかり勉強会に参加できていないので、なんとかしたいところ。

 仕事はと言うと、実は4月から微妙に仕事内容が変わって、いろいろと慣れなくて大変だ。今の部署の作法や仕事の進め方がいまいち身に付いていないので違和感がある。そんな感じで仕事をしていたせいか、自分の作ったプログラムに不具合があったらしく携帯に連絡があった。今日はちょっと用事があって会社を休んでいたので、明日出勤したら速攻修正しなければ。あと1時間早く連絡してくれたらすぐに修正対応できたのに。。。結果的に仕事を一日止めてしまった。深く反省するしだい。

 チームを異動したこととはあまり関係ないのだが根本的に、ここ最近自分の立ち位置をどうするべきか少々悩んでいる。もう齢も35を数えるのでミスチルの歌じゃーないが、若さで乗り切れるのも今年くらいか既にもう遅い。会社としてはいい加減に人を扱う立場になって欲しいと思っているようだ。ただマネジメントなんて自分には絶対向いていないし、第一マネジメントに興味が無い。

 基本的には自分はスペシャリスト志向だ。簡単に言うと職人気質なのである。

 自分の勤めている会社は本当によっぽどのスペシャリスト、それこそ世界トップレベルのスペシャリストじゃなければ技術者に今以上の待遇面でのレベルアップは期待できない。職人気質の人間には先が無いのだ。

 確かに上手に他人を使う方法を身につけたほうが大きな成果を生み出せるとは思う。でも、自分としてはエンジニアとして辿り着きたいレベルがあって、そこに辿り着く為にはマネジメント能力なんて勉強している余裕は到底あるとは思えない。

 Lv.100の仕事ができるエンジニアを100人使ってLv.100×100の仕事をマネジメントするより、その100人のエンジニアでは遂行できない、Lv.200の仕事をこなす力を身につけてLv.200×1の仕事をすることを自分は望んでいるわけだ。まあこれは会社が大きければ大きい程、前者が評価されてあたりまえで、私もそのほうが正しいと思う。会社が大きければ仮にLv.200の仕事が来てもさらっと外注に出してしまえばいいだけの話だ。それよりは需要の多いLv.100の仕事をこなせる人材を育て、その人材を自在にマネジメントできるリーダーを評価するに決まっている。そう、その点を考えるに私にとって問題なのは正直今の職場では今の自分以上の技術レベルは要求されていないことだ。

 こんな事を考えていると、過去に技術者として尊敬していた方々が次々と会社を辞めて行った気持ちがわかる気がする。ソフトウェア技術者としての更なる高みを目指しても、社内ではそんなレベルは求められていない。これ以上はやるだけ無駄なのだ。そういう気持ちもあってか最近ではいまいち自分の仕事ぶりをアピールする気にもなれない。そうなるとますます評価されにくくなって、まさに負のスパイラルというやつに陥っていきそうではある。

 社外に目を向けるとソーシャル最盛期。ばんばん企業説明会の案内が飛んで来る。安定感には欠けるものの、今の倍ちかく給与が増えて最先端のソフトウェア技術を学べる土壌がそこにあるとなると、かなりぐらぐら来る。独身ならばマッハで転職していただろう。

 うーん、ここまで書いてなんだが少々傲慢な気がして来た、反省。もうちょっともんもんとしつつ、とりあえず先日公開されたfacebookのライブラリでも眺めて遊ぶことにする。

 

サイドバーに Instagram 貼りました

 なにやらサイドバーという機能ができたらすぃのでさっそく使ってみた。

 モジュールという単位んで好きなものをぺたっと貼れるようだ。こいつは素晴らしい。これでまたかなりカスタマイズの幅が広がるなあ。まあでもシンプルなのが気に入っているので適度にね。

 とりあえず今回は iOS アプリ Instagram の RSS を貼ってみた。

 使ったサイトはこちら、

RSS.stagram
iPhoneアプリ「Instagram」にアップした写真をRSSフィード(最新60件)に変換しRSSのURLをご提供するサービスです。

 このサイトの「RSS.stagramをつかうには?」っていうところから「Login to Instagram」をクリックしてログイン。すると RSS 貼付け用のコードが表示されるのでそいつをコピーします。そのごブログのデザイン変更から「サイドバー」を選択して「モジュール追加」「編集」で先ほどの貼付けようコードを貼付けるだけです。

 なかなかよい感じ。最近あまり Instagram に投稿してなかったけどこれでちょっと投稿頻度が増えるかも。

お正月終了のお知らせ

 あー、終わっちゃったよ和尚がTwo。今年は曜日との相性が悪くって冬休みがすっごく短かったですね。私の年末年始ですが特にコレと言って特別なこともなく、のほほんと過ごさせていただきました。

12月31日

 大晦日は近所の蕎麦屋さんでちょっと贅沢に天婦羅蕎麦をいただきました。普段蕎麦なんてカップ麺しか食べてないので味の繊細さに驚いたっすよ。蕎麦の上にどかんと鎮座した海老天もさくさくでおいしかったなあ。

1月1日

 元旦、妻がクリスチャンなもので教会に行っておりました。なにやら1月1日はキリストさんの「命名の日」というキリスト教の祝日となっているそうです。当時生まれてから八日目に割礼と命名を行っていたそうで12月25日生まれだと1月1日が生まれて八日目にあたることになります。

「ほー、そんな祝日だったんだなあ」

 と説教を聴きながら感心しておりました。私はそもそも無宗教な人間なので正月の朝から教会なんてまっぴらごめんなのが正直なところなのですが、こうやって異文化を知る機会として捉えればそんなに悪くは無いですね。そのまま教会で昼食を頂いたのですが煮豆や伊達巻という正月らしいものをいただけてなかなか良い年明けとなりました。子供達がジャンプすると揺れる教会で震度4を体験したのは良い思い出。

1月2日

 二日はいつもの椿山荘お正月バイキング。我が家は毎年お正月はこちらのバイキングに参加しております。去年と比べてどーだあーだと言いながら過ごすのですが今年も元気にこちらにお世話になれたことは喜ばしい限りです。また一年頑張るぞーっという気分になれる場所でもあります。

1月3日

「あー、冬休み終わっちゃう」

 という日。週末のサザエさんじゃあないですが「もう冬休み終わりかよー」と思いながら翌日の子供達の通園バッグを準備。夕飯も面倒で何もしたくなかったのでピザを注文してしまいました。ちなみに我が家ではスマフォアプリのリリース以来、ピザはもっぱらドミノピザを使っています。ただし注文してるのはアプリからではなくドミノピザのドミノオンライン本店

 ドミノピザのiOSアプリがリリースされた際に「オンライン本店に会員登録しないと使えない」とのことだったので登録。それ以来オンライン本店からクーポンがメールで送られてくるんですが、

「メルマガのクーポンはアプリからでは使えない」

 っていう意味不明な仕様だったので結局アプリを使わずにオンライン本店で注文しています。このオンライン本店で注文すると注文後の画面で「TRACKING QUIZ SHOW」の案内バナーが表示されます。これはピザが届くまでの間にクイズに挑戦して、めでたくクイズに正解するとクーポンが貰えるというもの。クーポンの種類ごとにクイズの難易度が分かれています。そして今回私が挑戦したのは当然 HARD LEVEL 一般正解率8%の「ピザ半額クーポン」です。

 問題の内容は自粛しますが超偶然と言ってもよいくらいにストライクゾーンな問題。DTPクラスタとしてはRGBじゃなくてCMYKにしてくれよっていう突っ込みを入れたくなる内容でしたが、ここは答えなきゃならんですたい。制限時間が終了すると司会のおっちゃんが元気な声で正誤判定をしてくれます。

「それでは結果のお知らせです・・・・せいかーい!」

 ラッキー♪ 無事半額クーポンをゲットとなりました。有効期限が1月16日ということでまたピザ注文しなきゃですね。まんまと良顧客になっている感もありますが、まあよしとしましょう。

 こうして半額クーポンゲットというプチラッキーと共にスタートした2012年。改めて、

今年も一年よろしくお願いいたします

まさかのハンバーガー売り切れ

 いやー、年末ですね。私と言えばとりあえず子供達と一緒にセブンイレブンの仮面ライダースタンプラリーをやってまいりました。お店を四カ所回ってスタンプを集めると最後のお店でガンバライドカードと双六が貰えるというものです。末っ子を手押し棒付きの三輪車に乗せ、長女と手をつないで歩き回りました。年末にもかかわらずぽかぽか陽気だったのでそれほど寒さに震えることも無く楽しい散歩となりました。

 一人家に残っている妻のリクエストで帰りにマクドナルドを買って帰ることとなった。なんだか良いクーポンも無くってどうしようかなあと考えていたら店員さんに、

「すみません、現在ご用意できるバーガーがチキンタツタエビフィレオ、フレフォフィッシュとなっております」

「えっ!?」

 ハンバーガーショップにハンバーガーが無い? どうやら年末のために客が来すぎてビックマックやチーズバーガーやハンバーガーが売り切れたらしい。すげーよマック。売り切れってのも初めて聞いたけど、どう考えてもがつんと仕入れている品物が売り切れる程人が来ちゃうそれがすげーよ。まあ個人的にはチキンタツタを食べようと思っていたので全然問題ないんですけどね。さてそこで注文したのが、

チキンタツタのLLセット×2
ハッピーセット×2
単品フィレオフィッシュ×1

「2,600円になります」

 うぉ、2,600円? 高ぇー、高ぇーよマック。マックに2,600円も払うとは思わなかったぜ。クーポンとかなんにも使わないと結構お高いのねぇ。

 マックで商品を受け取って店を出る。外は相変わらずの陽気、行き交う人も大きな買い物袋を抱えて楽しそうだ。

「今年もいろいろあったなあ」

 今年一年を振り返ると、どおしても触れずにはいられないのが 3.11 ですよね。妻は犬の散歩中、子供達は保育園で、私は会社で地震にあいました。中庭に退避したのですが曇り空の下で3時間、みんなで震えながら事態を見守っていました。ああいう事があると人は自然と家族や友人知人、生や死について考えるものですね。そうして自分の力の無さに絶望したり、生きている事を間違いだと考えたりします。

 人は本当に無力です、ただそれが悪いわけではありません。無力な自分を認めその上で自分が正しいと思う行動を少しずつ。たとえそれがフルマラソンの最初の半歩、いやほんの数ミリ程度の事でも構いません。劇的な変化を生む事でなくともいいんですよね。自分が少し元気になればまわりのみんなも元気になります。

 来年もきっと嫌なことや悲しいことがあるとは思いますが、それ以上に明るく楽しい年になるよう自分で頑張ろうと思います。とりあえず年明けはたまってる仕事のスタートダッシュを決めねばなりません。

 それではみなさま良いお年を

すてきな金縛り?

 いや、映画を観たわけじゃあないんですけどね。観にいきたいと思ってはいるものの時間がなかなか無くっていまだに未見でございます。もう終わっちゃうよねー。

 じゃあなんで金縛りかと言えば、実は私、けっこう金縛りにあったことがあるんですよ。ただここ数年は金縛りになってないですかねぇ。

 初めて金縛りにあったのはたしか中学生だったかと思います。その日は特に何かあったわけでもなくいつもどおりの一日を終え、眠りにつきました。

 ・・・夢を見た。

 そこはどこかは分からないがあたりは煙が充満し明らかに燃え盛る建物のなかだった。そこに一人の武将がいた。鎧に身を固めた彼はどうやら誰かを探しているようだった。私は映画でも観るかのようにそのシーンを夢でみていた。その武将の気持ちが不思議と自分の中にも押しよせてくる。

 敵に攻められ城も燃え尽きた。もはやこれまでという状況で彼はもっとも愛する大切な人物を探していた。それは自分の娘だ。煙で視界を遮られる中、必死に娘を探している。

 彼の心は自分の娘への思いで溢れていた。無事なのか何処にいるのか、もしかして逃げのびたのか。何処だ何処だ何処だ。そんな彼の視界に人影が写る。その人影が彼に駆け寄ってくる。

“娘だ”

 喜びに溢れる優しい温かい気持ち。彼と娘はしっかりと抱き合い互いの無事を確認し喜んだ。しかし次の瞬間、この世のものとは思えないドス黒い感情が彼から流れてきた。無念、苦しみ、悲しみ、この世のありとあらゆる物を恨み呪う。

 彼は娘を刺し殺した。

 愛する娘の亡骸を抱え、全身全霊で叫び声をあげる彼の思い。まさしくそれこそが怨念と呼ぶに相応しいものだろう。

 私はもの凄い寝汗をかいて目を覚ました。いや正確には目を開けようとした。

「いやー、すげー変な夢見ちゃったな。水でも飲むか」

 そしてある異変に気がついた。

「あれっ? か・ら・だ・が、動かないっ!」

 意識はハッキリしているのだが手も足もなにもかもまったく動かない。首も動かなければ声も出せない。いろいろと試したところ不思議なことに目だけは動かせそうだった。ただし金縛り経験者はわかっていただけると思うのだが、

“金縛りの時に目を開けるのは怖い”

「目を開けた瞬間に人の顔があったらどうしよう」

 とか、

「老婆がお腹の上で正座をしてたりしてたら。。。

 なんて考えだしたら怖くて怖くてなかなか目が開けられない。とりあえず私は目を閉じたまま状況を確認した。

「手は動かない、足も動かない。首も動かない声も出せない」

 必死で声をだして家族を呼ぼうとするもののどうしても声が出せない。どうやら間違いなく動かせるのは目だけのようだ。しょうがない、もうこうなったら打つ手は一つ。

「目を開けるしかない。」

 私は恐る恐る、ゆっくりと目を開けた。

「よかった」

 どうやら目の前に人の顔があったり胸の上で老婆が正座しているなんていうベタな展開ではないようだ。

「いやー、しっかし困ったな。これって動けるようになるの?」

 不安と期待が見事に外れた為、私は金縛りをちょっと楽しめる心の余裕が出来ていた。

「このまま動かなかったら明日は学校休みだなぁ、学校で “ひらくんは金縛りの為にお休みです” なーんて、超格好悪いぜよ」

 なんて思いながら油断した私は眼球をぐるりと動かしてあたりを見回してしまったのである。

「あ、あ、あれ? なんか見えるかな??」

 私の視界ぎりぎりいっぱい。うっすらと浮かんでいた。そう天井付近に真っ白な女性のうなじ部分がぼわっと浮かび上がっていたのである。

「う、うわーっ!!! ごめんなさいっ!!」

 私は声にならない悲鳴をあげ何の理由も無いのに謝っていた。まさにパニックである。

「ど、どうしよう。誰か、誰か助けてーーー!」

 と思い逆方向に目をやった私の視界に飛び込んできたものは。

「ひょえーーーーーーーーーーーーーっ!!! か、壁の中から、部屋の壁の中からなんか出てきてる、ちょっとずつ、ずずっ、ずずっ、て、あれ、頭??? 嘘、まーじで!? 頭だよ。」

 天井付近の部屋の壁の中からゆっくりと真っ黒な丸いものが少しずつ出てきていた。そいつはだんだんと姿を現してはっきりと形が確認できた。間違いなく人の頭だ。昔の侍さんなのか髪を振り乱してまさしく落ち武者風と言った感じだ。バサッと広がった黒髪を携えた首だけが壁の中から出現した。

「終わった、これは終わった。自分呪われて死ぬんや」

 生首はゆっくりと壁から出てきたかと思うと、そのまま部屋の中を漂い逆方向の壁へと消えていった。

「き、消えた!? あ、うなじも消えた。おっ! 体が動くっ!」

 生首が消えると同時に私の金縛りはすっかり解けていた。体中ものすごい汗である。サウナにでも入ったかと思うほどだ。

「いやー、恐い夢だったなぁ、あははは・・・」

 そう夢なんだよきっと。金縛りなんて夢に違いないんです。そう何がおころうと私はそれいらい金縛りは夢だったと自分に言いきかせています。

 この人生初の金縛りを皮切りに私はちょくちょくと金縛りを体験するようになった。ただ、ここまではっきりと姿を目視できるほど強烈なのはこれが最初で最後である。他は声が聞こえたり、目を閉じてる間に金縛りが解けたりとかですねえ。あー、思い出すだけでも嫌だ。

 みなさんも金縛りには気をつけましょうね。

 

三田さん最終回

録画したもの視聴中

 。

 。

 。

 なんて書いてからもう4日もすぎてしまった。はえー、はえーよ師走。さすが坊主もダッシュの年の暮れだよ。えー、ちなみに最終回の感想も多少はまぜておこうかと思います。

「三田さんてサンタクロースだったのかなあ? 三田って“サンタ”って読めるでしょ?」

えぇー! 駄洒落!? ここで駄洒落! これを聞いて来年は都営三田線が、

「えぇー、本日は都営サンタ線をご利用いただきまして・・・」

 と、一日限定都営サンタ線になることを期待し三田駅が「サンタ駅」としてクリスマスのホットスポット化することを期待したのは私だけではないはずです。

 まあ私が食いつくところといえばそんなところくらいしかないわけですが、なんて言っても最終回以外はほとんど観ていないので話しがよくわかりません。

 泣きながら笑顔で三田さんが、

「かしこまりました」

 って、かしこまりまくっていたのが印象的でした。というよりも、

「最後の業務命令です笑ってください」

 なんてあんなシリアスな空気で笑えないよってか。

 今回の最終回は視聴率40%超えらしいですがいまさら視聴率ってどういう意味があるんでしょうねえ。ただこのドラマが人気なのはさっこんの捏造報道とは違って事実だったようでタイムラインでもみんな「三田さーん」と呟いておりました。なんといっても普段ドラマなんてほとんど見ない自分も観ちゃったしね。

 きっと三田さんはこの後、いつも笑顔の元気なちゃきちゃきのおばちゃんになって「あら、やだっ」とか言いながらセレブのドロ沼劇を暴露する家政婦になるんでしょうね。

自分史:私はこうしてプログラマーになった

小学生〜中学生

 親戚のおっちゃんがある日突然「MSX」を買ってくれた。たぶん小学校に入学したくらいの時期だったので、今思えば入学祝いだったのかも?? 喜びいさんでしばらくはゲーム三昧。ゲームにも飽きて数ヶ月後に付属の説明書に、

「BASIC」

 という文字を発見。これが現在一応プログラマーとしてご飯を食べている私を作った最初のきっかけ。このころプログラムの保存にはテープレコーダとか使ってたなあ。FD初めて使ったときはそのあまりの速さに感動しました。

 ちなみに作っていたのはよく昔の雑誌なんかで見かけたもので、一定の数値を「攻撃・守備・すばやさ・運」に割り振って対戦するみたいなもの。友達と集まってけっこう遊んでました。一番気合入れて作ったのはシューティングゲームMSXのスプライト機能で頑張って作った覚えがあります。

 うーん、さすが見事にファミコン世代。ゲームっぽい物しか作ってない。。。

 中学生になった頃、親父さんにお願いして

「BASIC言語の通信講座」

 を学ばせてもらいました(感謝) プログラムのロジックについて、基礎的なことが身に付いた時期でした。

高校(某情報系教育をやってくれる高校)

 入学祝いに親父さんにMSX2+とカラープリンタをセットで購入していただきました。十数年たったいまでも大事にとっております。

 プログラムはというと授業でお勉強をたくさん。

COBOL まーーたく面白みがない印象

FORTRAN こちらもまーーたく面白みがない印象

C うーんなんとなくやってました

CASL 試験用のプログラム。まーーたく今は役立ってない

BASIC 学校にFM-Rがあって、そいつでBASICをお勉強

 この頃、お家のMSX2+で絵を描いたり音楽を奏でたりと結構いろいろなことにチャレンジしておりました。ま、結局はプログラムしか役立っておりませんが(汗)ちなみにこの頃作ったのは、

「早押しクイズ」:学校の課題で作成。キーボードの特定のキーを押すので4人くらいで一つのキーボードに群がって対戦(苦笑)

「なにやら怪しく動くやつ」:ランダムなカラーの線を引きながら怪しく画面を所狭しと動き回るという鑑賞プログラム(?)を作成。
 その後、描画パターンを変えたりランダムではなく色の指定ができたり、自分で線が引けるようになったりと途中から簡易グラフィックエディタ化しておりました。

社会人(高卒で某企業に就職:大学行ってもよかったかな)

 会社でUNIXをあてがわれる。最初に勉強したのが、

「c-shのシェルスクリプト

 自分でたくさんコマンド打ってやっていた処理がサクッと処理される様に感動。やっぱプログラムって省力化してこそのもんだよねと実感。ゲームばかりがプログラムでは無いと悟る。

 その後XML関係の仕事をすることになり開発系部署の人にPerlという存在を教えてもらう。現在でもPerlの師と仰ぐこの方から参考書をゲット。しばらく仕事をしながら、スクリプトプログラミングを勉強することとなる。

 Perlの勉強を始めた頃、自宅にWindows95パソコンを導入。いまは無きIBMのAptiva。2ヶ月ほど放置した後に、

「インターネットにでもつないでみるか」

 ということで一気に興味がWEBにシフト。会社でPerlをかじっていたこともありこの頃からPerlによるCGIプログラミングを始める。

なぞなぞでフィーバー

 一番最初に作ったのは自分のマシン内のみで作動するPerlスクリプト。だって、自作のCGIを使えるサーバなんてまだまだレンタルできるようなご時世ではなかったんですもの。処理内容はクイズの解答を集計したデータファイルを読み込んでランキングをHTMLで返すというもの。これをもとにHPでなぞなぞ大会をやったのが結構好評を得る。まだ世間では、

「メールアドレスって何?」

 という世界だったので、クイズに答えてみんなでランキングを競うなんていうサイトは目新しく、日に日にHit数が増加。サイトの人気が上昇するのはよかったのだがここで問題発生。回答の受付とデータのアップロードは毎日手動で行っており、ランキング参加者がもう手に負えないほどの数に達したころ更新継続を断念。しかし今思えば気合いをいれて頑張っていればクイズ系の老舗になれただろうなあ。その後このなぞなぞはメールマガジンへと移行。読者数も結構いたんですが仕事が忙しくって発行周期がのびのびとなり現在発行停止中。

 このなぞなぞ、発行停止の直前に最終形CGIを作成。停止直前だったので結果的には運用期間もちょっとだけでした。内容は、ユーザ登録・回答の受付/正誤判定・結果集計と全てオンライン&自動で行えるもの。どこか紹介できる場があればちょっと改造してフリースクリプトにしてもいいかもしれませんねえ。

はじめてのプログラム依頼

 インターネットもずいぶんと世間に認知されてきたころ、初めてCGIの作成以来を受けました。内容はNYにある宿泊施設のオンライン予約システム。部屋の紹介や各種宿泊条件に応じた割引の計算など結構こまかいところに手が届くシステムが完成。報酬はマンハッタンで半年間無料宿泊。でも半年後に集計してみると、このオンライン予約システムからの売り上げが数万ドルあることが判明。うーん、もっと報酬もらっときゃよかったYO!

環境の変化

 さて今までお話しした内容は全部仕事の傍ら行ってきたというのが実際の所。まあ多少勉強はしていたものの、ほとんどは会社の休憩時間の暇つぶしとして勉強していたのが幸いした感じでした。ところがどっこい、ある日突然、開発系の部署に異動になることに。これを境に遂にプログラムが本職と言えるようになりました。

 会社の就業時間に堂々とプログラムの勉強ができます。

「いやー、素晴らしい。エクセレントッ!」

 基本、与えられた仕事の納期を守って他人様に迷惑をかけなければどんどん自分の勉強時間が増える(自分でそう思ってるだけですが。。。)というのも非常にありがたいです。

 趣味を仕事にすると趣味が嫌いになっちゃうからやめたほうが良い。なんて言葉をよくききますが、私にとってはあまりあてはまらないようで、日々楽しく仕事をしております。まあ職場に激しくレベルの高い方がいるのでその方の話や仕事内容を見ると、

「世の中天才肌の人ってやっぱいるんだなあ」

 なんてことを思って自分のレベルの低さを痛感しますが、めげずに日々精進していこうと思います。